Uのあたまのなか

おっさんです。思ったことや感じたことを吐き出す場所としてブログを立ち上げました。

生まれて初めてのマッサージ店「こりとりもみ屋」でたっぷり60分堪能してきた

ここ数日肩こりと眼精疲労がピークを迎えたので…

先週辺りから肩こりと眼精疲労を非常に感じていた。副業を始めた影響もあるのか、そうでなくてもかなりの時間PCと向き合っているにもかかわらず目を酷使したことによって、まぶたが痙攣したりかすみ目になったりしていたのだ。

さらに、正直これまで肩こりを意識したことはなかったのだが、ここのところ肩がこってるのを感じているので相当限界ということだろう。もうアラサーで若くもないし、このままにしておくわけにはいかないので、勇気を振り絞ってマッサージ店の予約をしてみた。


自宅近くの「こりとりもみ屋」で予約

わざわざ土曜日にそのためだけに外出するのもめんどうだったので、仕事帰りに行こうと決意。場所は自宅近くのほうが今後通うことになったとしても都合がいいので蒲田で検索してみた。早速ホットペッパービューティーで見つかったのが「こりとりもみ屋」だったのだが、口コミも悪くないし駅前すぐだったのでここにすることに。

予約自体はホットペッパービューティーで完了。今回は新規限定クーポンで全身コース(60分)2,980円にすることにした。初めてだし全身マッサージがどんなものか知っておきたかったからだ。

ヒーリングミュージックの流れる清潔な店内

蒲田駅前、東口を出て正面の横断歩道を渡ってすぐのビル4階に「こりとりもみ屋」はあった。予約時刻10分前に到着したので、そのままエレベータで上がると、扉が空いてすぐ下駄箱があった。スリッパが入っており、外履きと履き替えてから入店するシステムのようだ。

すばやくスリッパに履き替えて入り口の扉を開けて入店。向かって左手に受付カウンターがあり、その奥に待合用の椅子がいくつか並んでいた。更に奥にはベッドが左右に3台ずつ並んでおり6人まで同時に施術できるようだった。施術中の男性スタッフが「20時半からの予約の方ですか?」とやや片言の日本語で問いかけてきたのでそうだと返事をすると、「座って少々お待ちください」とのことだったので待つことに。

提案されるままに急遽コースを変更

数分ほど待つと、さきほど声をかけてくれた男性スタッフが受付をしてくれることに。名前で予約を確認すると、唐突に「下半身はいる?」と尋ねられた。これには正直戸惑った。ここは明らかに健全なマッサージ店である。しかしその質問内容はまさか…一抹の不安とちょっとしたいやらしさが頭をよぎった。

下半身いる?ってそんな質問はおかしい、だがここはマッサージ店、そこで下半身いる?という質問、これはもしや。まさかとは思うがそういうことなのか?セクシャルなリラクゼーションオイルマッサージ的なことか?序盤は真面目にマッサージをしつつ徐々に下半身に手が伸びていく的なあれなのか?ほんの一瞬で様々な思考が浮かんでは消えていった。

しかし、すぐにそれは大きな勘違いということに気づく。私は予約時の希望欄に「肩こりと眼精疲労を重点的にお願いしたい」と書いていたのだが、申し込んだのは全身マッサージコースだった。上半身を重点的にお願いしたいのに全身コース。そう、男性スタッフが言ったのは「(上半身を重点的にやってほしいなら)下半身(の施術は)いる?」と親切に提案をしてきてくれていたのだ。

危うく変な期待をしながらがっかりするハメになるところだった私は、もう1,000円上乗せすると「肩・腰・背中・頭・眼精疲労コース」というものがあるという説明を聞き、素直に3,980円でそのコースへと変更をすることにした。

着替え~施術開始

受付を済ませたあと数分待たされてからベッドへと案内された。ベッド周辺はまさに保健室のようにカーテンで各ベッド間が仕切られているだけの感じで、ベッドには半袖半ズボンの施術着と荷物入れが置いてあった。そこで着替えて待つように言われたので、すぐに着替えを済ませてベッドで座って待機をすること数分、とうとう施術が開始されることに。

女性スタッフによる施術

女性スタッフが登場し、早速メガネを外してくださいと言われるがままにメガネを外すとうつ伏せになった。ベッドは顔の部分のみくり抜かれているタイプで、そこに顔を置くことで呼吸が楽にできるようになっていた。施術が開始されて開口一番言われたのは「入れ墨すごくたくさん入ってますね」だった。

もはや半袖半ズボン=この質問をされるというのはよくあることだったので、「あ、そうなんです」と適当にあしらう。ちなみに施術中何度か「これは何が描いてあるんですか?」など入れ墨に言及されることが多々あったが、このフレンドリーさは蒲田という土地柄によるものなのだろう。

まずは背中の肩甲骨らへんへの体重をかけたツボ押しが始まった。するとすぐに女性スタッフは半笑いで「これでもかってくらいガチガチですね」と私のこり具合が尋常じゃないことを教えてくれた。「あんまりマッサージしないんですか?」ときかれたので「初めてです」と答えるとそうなんですねとただ相槌を打たれた。

その後も背中と肩を重点的に施術は進んでいく。女性スタッフと言っても若くはないし可愛くもないし何なら細くもない。コロコロしてるという表現がぴったりであろうフォルムの女性スタッなので、いやらしい気持ちは微塵も湧くわけはなかった。(ちょいちょい胸が触れることはあったが無反応だ)

眼球がまさかのピンチを迎える

それはじわじわ訪れた。施術の中で私の顔はベッドの顔出し用の穴からやや上の方へとずれていた。はじめこそなんの影響もなかったのだが、徐々に眼球が痛みだしたのだ。顔出し用の穴の縁は柔らかいが、そこ縁の部分に眼球が押し付けられる感じになった。そして施術は基本的に強い力でグイグイ押されるものだから、じわじわと圧力が眼球にかかっていく。

いたい。とにかくいたい。まるで変な体勢で寝落ちしてしまって目が覚めたときに耳が押し付けられていたためしばらく痛くなる現象のようだった。目が痛いのでちょっと下にずれていいですか?とスタッフに声をかけようか迷った。すぐに言えばいいだけの話だが、案外このまま待てばもう少しで体制を整えられるようになるのではないか、それまで待てばいいだけではないのか、という意味のわからない遠慮が出てしまった。

しかし痛みはどんどん大きくなっていく。痛すぎて怒鳴りつけたくなるほどに増してきていた。こらえるために力もうとするのだが、そうするとマッサージの意味がなくなってしまうので慌てて脱力するがそれでは眼球が痛いという悪循環。葛藤すること数分(体感としては30分くらいに感じた)「仰向けになってください~」の言葉でようやく眼球の痛みとの戦いに終止符が打たれたのだった。

仰向けの状態で今度は頭のマッサージ。さっそく「うわ~石頭!笑」と頭皮の硬さを指摘される。最近は頭皮が硬い人が多いとのことだが、どういう原因でそうなるのか説明がなかったのでわからずじまい担ってしまったことが悔やまれる。聞いておけばよかった。

劇的な改善はないが幾分マシになった印象

仰向けになって少し施術をしてもらうととうとう時間がきた。60分経ったのだ。仰向けの状態からベッドに座り直しすと「どうですか?」と聞かれたので肩を回してみる。正直思っていたよりは変化は見られなかった。もっと「お~ぜんぜん違う!」と感激してしまったりするのかと淡い期待をしていたが、そこまでのあれではなかった。

しかし、確実に軽さは感じた。しっかりと60分かけてもみほぐしてもらった甲斐はあったようだ。最後に元の服へ着替えるとお茶を頂いてから退店することに。身体がそもそも硬そうだから定期的にほぐしたほうがいいという旨のアドバイスを受けると、そのままエレベーターを降りた。

月1回とかのペースとかで通う分にはいいのかも

はじめてのマッサージ店での施術を終えて、感想としては行ってよかったというのが本音だ。思っていたような劇的な変化は見られなかったものの、確実に良くなっているだろうという実感があった。価格的にもそこまで高いわけでもないので、定期的に行くことでスッキリできるのであればいいんじゃないかと思う。こうなったら「こりとりもみ屋」以外の他の店も試してみたい。