【ライブレポ】B'z Pleasure ln Hawaii セトリ有
B'z初のライブビューイング
B'zのファンクラブ「B'z Party」のファンクラブイベントの催し物として開催されたライブ、B'z Preasure in Hawaii。そのライブビューイングに参加してきました!現地ハワイから生中継されるライブということで、映画館といえどスタンディングになるのかはたまた着席したままの鑑賞になるのか考えながら映画館に向かいました。私が参加したのは東京は二子玉川の映画館、109シネマズ二子玉川。座席は最前列の一つ後ろ、B列のど真ん中あたりでした。普段こんなスクリーンに近い席で映画を見ることがないので視界にスクリーンが収まりきらない笑 ライブ会場でこの距離だったら神席なのにと思いつつ、開演時間の12時直前に着席した。
セットリスト
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- ミエナイチカラ~INVISIBLE ONE~
- BLOWIN'
「B'zのPleasure in Hawaiiへようこそ~」 - 裸足の女神
- Wonderful Opportunity
- STARDUST TRAIN
- Blue sunshine
- 消えない虹
- 恋心(KOI-GOKORO)
- OH! GIRL
- イチブトゼンブ
- マジェスティック(初披露の新曲)
- OCEAN
- Brotherhood
- ultra soul
- 愛のバクダン
- Pleasure 2018 ~人生の快楽~
アンコール
ステージ側からの集合写真撮影 - HEAT
- グローリーデイズ
(客出しSE無し)
Preasure2018 HINOTORIをベースとした構成
12時を少し過ぎて、まずはハワイの風景がスクリーンに映し出される。そのまま少しして、今度はライブ会場の外観に移り変わり、その後会場内へ。暗転した状態のまま稲葉さん以外のメンバーが登場、歓声が上がる。少し遅れて稲葉さんも登場し、松本さんのギター演奏で幕開け。まずはミエナイチカラ〜INVISIBLE ONE〜からだ!印象としては稲葉さんやや抑え気味かなといった感じだったが、それでも素晴らしい演奏。つづいて、ドラムソロからのBLOWIN'!HINOTORIでも演奏していたのもあり抜群の安定感。ラストはおなじみの「せーのっ!BLOWIN'IN the win!!」で締め。2人の衣装はいたってラフ。稲葉さんはネイビーのVネックTシャツに黒の革パン?で、松本さんはグレーのノースリーブTシャツに黒パンツだったと思う。裸足の女神、Wonderful Opportunityと往年の爽やかな曲が続く。Wonderful~のとき、今回のPleasure2018での稲葉さんの調子の件と歌詞がリンクして思わずぐっと来た。ほんとit's all rightだよ…!!
今回だけのファンからのリクエスト3曲
ここからの3曲がまた素晴らしかった。まずはSTARDUST TRAIN。3rdアルバム「BREAK THROUGH」収録曲で、ファンからは長年ライブでやってほしい曲として、アニバーサリーイヤーのたびに会報のランキングにランクインしていた曲。それが今のバンド編成でぶっとい音になって披露されたのだから感慨深い。私個人としてはそこまで期待していた曲ではないのだが。そしてBlue sunshine。これは稲葉さんは曲紹介で「久しぶりかな?」といってはいたが、2015年のEpicNightツアーでも披露されていたのでそこまで久しぶり感はなかった。(3年ぶりだから久しぶりといえばそうなるか)でも、曲自体は大好きで収録アルバム「GREEN」の中でも屈指の名曲だし、Hawaiiの気候ともマッチしているのでとても良かった。稲葉さんのアコギも聞けたしね。最後は消えない虹。これは増田さんによるイントロが流れた瞬間「おぉーーぉ」と声が漏れたほど。いまの稲葉さんの声質で聴くのはまた新鮮で、改めて素敵な曲だなと噛みしめるように聴いた。
安定感あふれるアップテンポな曲たち
MCを挟んで恋心(KOI-GOKORO)からスタート。MCでは、今回は「恋心の振り付けを覚えてもらってからやろうというシステムです笑」と紹介していたが、稲葉さんの非常にリラックスした普段よりも笑顔の多い姿がとても印象的だった。ファンクラブイベントだし、観客は前日にトークショーで全員会っているからなのかな?映画館の私達を意識した発言もあったりして、ライブビューイングの私達もこぞって振りをしながら曲を楽しんだ。OH!GIRLはリフがホントかっこいいし、音圧も最高でいつ聴いても大好き!イチブトゼンブはもう安定感抜群。盛り上がった!
新曲「マジェスティック」を初披露
まさかとは思ったが、こんなに早くマジェスティックをフルでしかもライブ演奏で聴くことができるなんて夢のようだった。曲前のMCで「TVでもすでに流れていますが~(観客が「ポッキー」と叫ぶ)…曲名はポッキーではないですけどね!笑 B'zのニューソング「ポッキー」いいですね!笑 皆さんからはほんとに新たな発見をいただきます笑」のような感じで笑顔で受け答えしていた姿にほっこりした。曲は1番はポッキーのCMで聴いていたが、生演奏はまた良い。2番の「ファンターーッスティイック」のところも耳に残ったし、全体的に素敵だった。早く音源でも聴きたい。
We'll be alrightの合唱による一体感
そして後半戦に突入。「海に思いを馳せながら聴いてください」というMCから始まったOCEAN。熟練した演奏で2005年に初めて参加したライブで新曲として聴いたときの感動も蘇って感慨深いものがあった。そしてBrotherhood。1番は松本さんのギターのみで稲葉さんが歌うスタイルだったのだが、これがまたB'zは二人なんだという原点に立ち返ったようで素晴らしかった。そして最後の「We'll be alright」の合唱。ライブビューイングだが現地の観客の声もバッチリと聞こえる。これまでの30年、そしてこの先何年続くかわからないB’zとブラザーの絆を確かめあっているようで感動した。そして定番のultra soulはバリーソロパートが新しくなっていてとても良かった!最後は3回連続「ultra soul!!ハイッ!!」。愛のバクダンも定番、盛り上がるしかない!1番も2番もAメロの頭を歌わせるの好きだよね稲葉さん。笑 そして本編最後はPleasure2018~人生の快楽~で締め。毎回成長していくあいつの部分は正直聞き取れなかった。汗 今回改めて「いつの間にかこの街に~」というサビの部分を聞いて、社会人になって10年近くたって社会に揉まれている今だからこそ、学生時代とは違った印象を受ける曲だなと思った。胸を張って生きるしかないんだよほんとに。
アンコールで聴く5年前10年前の曲
アンコールは割と早めにメンバーが登場。そのまま会場の観客席をバックに写真撮影をする。稲葉さんが「(カメラマンに向かって)2回くらいしかシャッター押してなかったように見えたけど大丈夫ですか?笑」といっていたのが印象的だった。そしてまずはHEATこれは5年前の25周年に発売されたベストアルバムに収録されたセルフカバー曲。そうか、あれからもう5年も経っているのかと気付かされた。わりとPOPだからなのか、この曲はライブでほんとにノれる。ライブ映えがすごい。そして最後はグローリーデイズ。正直この選曲は意外だった。この曲も10年前の20周年に発売されたベストアルバムに収録された当時の新曲。歌詞は恋愛や家族愛、B'zからファンへの感謝などいろんな側面で重ね合わせる事ができて、それがまた曲調の温かさとエモーショナルな感じとマッチする。最後の「ラ~ンラ~ラ、ラ~ンラ~ラ」と合唱する場面を観ながら、また5年後もこうしてB'zの音楽を聴いていることを願いつつ胸に刻みこんだ。
この先のB'zを焼き付けていく
正直言って稲葉さんも松本さんもデビュー30周年ともなれば、年齢的に高齢になっているのは事実だ。今回のツアーでの稲葉さんの不調も少なからずそうした部分が影響しているのは否めないだろう。近い将来、二人の元気な姿を見ることができなくなる日が訪れるのは間違いないが、今日ライブビューイングを観て思ったのは、そのときはその時なのだからこの先も一緒に走り続けていきたいということ。ライブの締めで稲葉さんは「B'zは止まっていません。皆さんからもらった愛情を育てて育てて大きくしてまた届けたい」と言った。その言葉を信じて、二人の音楽をこの先も楽しみに日々を精一杯生きるのだ。