Uのあたまのなか

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【感想】ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第1話

ジョジョの奇妙な冒険第5部のアニメがスタート!

ずっと待っていた…ジョジョがアニメ化されたときに「流石に5部まではアニメ化されないだろうな~」と諦めの気持ちで待っていたが、あれよあれよという間に4部までアニメ放送されて、ようやく第5部が放送開始したのだ。私はジョジョの中で特にこの第5部が好きだ。だから楽しみで仕方がなかったのだ。声優がどうとかなんてどうでもいい、アニメーションでこの物語を楽しめることに喜びを噛み締めている。中学生のころにやった第5部をゲーム化したPS2のソフトを遊び倒していた時点でアニメーションのイメージはできていただけに、こうして実際に観ると感慨深いものがある。飽き性なのでアニメを完走したことはそれほど多くないが、ジョジョは最後まで観続けようと思う。


始まり方がオリジナル

原作では康一が承太郎の指令でジョルノを探しに来るところから始まるが、アニメ版ではオリジナルのシーンで始まった。道を尋ねてきた2人組の女とのやり取りでジョルノのスタンド能力の片鱗を感じさせる演出。さらに、涙目のルカがジョルノのところへくる前振り的なシーンも追加されていた。とはいえ、康一の登場は原作通りに展開されるから、カットになったわけではない。

涙目のルカの末路

過去に相手にナイフを突き立てられでもなお怯まなかった傷の後遺症から、常に涙が止まらないという逸話を持つ通称涙目のルカ。その涙目のルカがジョルノにショバ代を催促するシーン。ルカの迫力もさることながら、まったく動じないどころか反対にルカに強く主張するジョルノの気迫が感じられた。ギャングの理不尽さが一発で伝わる良いシーン。ジョルノの元に戻ってきたカエルのプリッとした感じもすごくよかったね。カエルかわいい。

康一とジョルノの手合わせ

空港でジョルノにまんまと荷物を奪われた康一。またレストランでジョルノと再会する。こんな偶然も「スタンド使いは惹かれ合う」という言葉でうまく処理されるこの都合の良さたるや。ジョルノもスタンド能力に目覚めてまだ日が浅いからか、スタンドという単語を使わずに同じ力みたいな言い方をするのが新鮮。ここのシーンで特に良いのは、康一がジョルノに攻撃したが、ジョルノのスタンド能力でそのダメージが自分に返ってきたが、そのダメージのなさから康一が手加減していたことをジョルノが理解するところ。また康一に対して「きみは良い人だ」と率直に告げたことで、ジョルノ自身もすれていないというか、実直な人間であることを表してる。

ブチャラティの尋問

今回のハイライト。ブチャラティが登場し、ジョルノにルカをやったのは誰なのか質問する。「知らない」とさらっとしらを切るジョルノだが、ブチャラティはそう甘くはなかった。ブチャラティが去ったあと、ジョルノの握りしめた手の中にはルカの目玉が。動揺するジョルノ。そこにブチャラティが舞い戻り、ジョルノの頬の汗をぺろりと舐めると「この味は嘘をついている味だ!!」とジョルノを揺さぶる。状況がつかめないジョルノだが、今度は口内にルカの指が何本も詰め込まれていた。明らかにおかしいこの状況に、ブチャラティも自分と同じ力を持っているのではとジョルノは察する。そんなジョルノの頬にはいつの間にかジッパーがついていた。それこそがブチャラティの力だったのである。命の危険を認識したジョルノは、自分の力である「ゴールド・エクスペリエンス」で立ち向かう覚悟をするのだった。

というところで第1話は終了。まさにブチャラティとのバトルが始まるといういい引きだった。原作でこのシーンを初めて読んだときは、ジョルノと同じで一体何が起きているのかパニックになったのが懐かしい。だっていきなり手中にルカの目玉だよ?しかもこんどは口の中にルカの指が数本って…物をテレポートさせられる能力なのかと思ったくらい。第2話が待ち遠しい。

To Be continue...