【セトリあり】柴咲コウ ライブツアー「ART THE KO」にいってきた
柴咲コウライブツアーの千秋楽公演
2018年は「ART THE KO」という名のライブツアー。ツアー概要は以下の通り。
【柴咲コウ新ステージへ】ワンランク上の大人の音楽をお届け
Jazztronik野崎良太氏をサウンドプロデューサーに迎えた全国ツアーが決定!!
5/30にリリースした新曲「Blessing」を提げて、全国7都市にてツアーを開催する。
今回のツアーはピアノ演奏の野崎良太氏を筆頭に、ヴァイオリン、チェロ、ウッドベースの四重奏によるクラシックな雰囲気漂うコンサートとなります。
コンサート会場も、各地の音の響きを重視した芸術ホールや文化ホールを厳選。
心地よい音楽と柴咲コウの美しい歌声に身を委ねられる、プレミアムな空間になること間違いありません。
今回は東京・初台の「東京オペラシティコンサートホール」で開催される千秋楽公演に参加してきた。
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ファンクラブチケットでS席!
このツアーのチケットに申し込むために、柴咲コウオフィシャルファンクラブ「KO CLASS」に入会した。B'zのように入会金も年会費も非常にお手頃価格となっており、ここ最近の柴咲コウはわりとイベントなどを開催するので、ファンクラブ優先を考えても良い決断だったと思う。会員証はデジタルになっており、WEBサイトにログインすることで表示できる仕組みだ。(ヒグチユウコがデザインしたイラストなので、これがまたかわいい。)そしてみごとS席のチケットに当選することができたので、今回参加できることになったのだ。
私の席は「1F 24列 15番」だった。
位置としては、ステージからの距離はややあるものの、センターなのでステージ全体をしっかりと捉えることができるし、音も正面から受け止めることができたので良席だった。
セットリスト
- Blessing(英詞ver)
- Glitter
- 眠レナイ夜ハ眠ラナイ夢ヲ
MC - 野性の同盟
- EUPHORIA
- 小さな部屋
朗読 - きみはぼくのともだち
朗読 - Arrietty's Song(『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌)
- 夢の外へ
- 遥かな人へ
MC - ANOTHER:WORLD
- また、うまれるころには
- 最愛
MC - Sweet Mom
- 月のしずく
MC - かたちあるもの
- Blessing(日本詞ver) アンコール
- 僕が一番欲しかったもの
- ホントだよ
心を揺さぶられた2曲
今回のツアーは芸能活動20周年の集大成ともいえるもの。とにかく素晴らしいの一言に尽きるが、なかでもこの2曲に心を揺さぶられ、涙が溢れた。それは「最愛」と「月のしずく」だ。どちらもライブでは定番の曲だが、今回は特に神がかっていたように思う。それは歌唱力でもあり、表現力でもあり、柴咲コウの想いがしっかりとのっていたからでもあるだろう。柴咲コウの生歌にはCD音源にはない何かがたしかに存在する。語彙力がないのでうまく伝えられないのが残念だが、なんども繰り返し聴いている曲にもかかわらず、生で聴くと初めて聴いた時のように新鮮で心を奪われるのだ。それは柴咲コウ自身が思いやりと感謝を常に持っている人だからだ、と今日のライブのMCなどで彼女が口にすると言葉から、私はそう感じた。
プロジェクションマッピングによる演出
ライブ全体的な演出として、プロジェクションマッピングが用いられていた。ビジョンもなくライティングに頼るしかないコンサートホールならではの演出で、これがまた曲ごとに様々な視覚効果を与えて素晴らしかった。個人的には「EUPHORIA」のときの、下から泡のように星が上に向かっていく映像が特に印象的だった。
和も洋も自分の色に染める包容力
今回のカルテット形式のライブに参加して思ったのが、柴咲コウの表現の幅の広さはすごいということ。昨年の柴咲寺院・神宮では、徹底的な和の演出で私たちを魅了した彼女が、今回はクラシカルな洋の演出で再び私たちを楽しませてくれたのだ。この真逆ともいえるスタイルを違和感なく柴咲コウとして発信できる凄みがまたこの先を期待させる。